書籍 証言「機動戦士ガンダム」文藝春秋が見た宇宙世紀100年

話題の本です。文春ムック発売、1800円。


完全に企画勝ちですね、見事としかいいようがない。こういうの好き。

序章より
「文藝春秋がもし宇宙世紀にあったら…」という仮定の下で主に戦争に関連した記事をまとめる、とあります。
そして大きな戦乱の兆しが減少し、それとともに地球連邦政府の権力基盤の弱体化も指摘され始める宇宙世紀105年の刊行をイメージ、したそうです。
設定が細かい。

目次(一部)です。

巻頭グラビア:ミネバ・ラオ・ザビ殿下の肖像ありました。はじめグラビアとあるから…いかんいかん。
ミネバ様の尊いお姿を拝見することが出来ます。

以下、その内容の一部を…
■【極秘】軍事計画"V作戦"をキャッチした

V作戦とは…確かに大スクープです。
■幻のM資金を追う

Mとは一体…いや顔載ってるし。
■カラバとティターンズMSパイロットの密会をキャッチ!

顔がそのまま載ってる。少年Aみたいなのは入らないんだっけ??未成年でしょ。
■シャア・アズナブル ニュータイプ研究所美女所長とのアツイ一夜!

総帥!まあ独身ですから…

あと写真載せませんが
「写真特報!本誌がとらえた各地に出没する謎の飛行物体」とか笑ってしまうし
「アムロ・レイ大尉 女遍歴の背後にうごめく思惑」ではアムロ大尉が突撃インタビューに答えています。
うまいなぁ…ホント面白かったこれ。

最後にこの本の執筆者の中に「多根清史」さんという方がいらっしゃいますが「ガンダムと日本人」という本を書いてる、とあり
「あっ…」

これね。持ってました!