100均で揃うお掃除洗剤

2022年4月1日

100均で揃うお掃除洗剤にて..

だいぶ前から話題になって広まってると思いますが一般的な洗剤ではない特殊洗剤系の話です。一応ざっくり復習してみました。

■セスキ炭酸

アルカリ性の粉末。重曹よりもアルカリ。
アルカリが強いと洗浄能力は高め(一概には言えないが)。得意な汚れは油汚れや皮脂汚れ。皮脂などのタンパク系が強い。水垢などは落とせない。
あと、アルカリ性が強いので直接扱うと手荒れなどが起きる可能性があり、要注意。
ただ、お風呂に適量を入れて弱アルカリにして温泉の元替わりに使うという用法もある。
あと、アルカリ性物質なので、対象となる金属は要注意。アルミとか銅は腐食(変色)させてしまうので使用するのは控えたほうがよいです。

■クエン酸

セスキと違いこちらは酸性。酸なのでアルカリ汚れに強い。
アルカリ汚れといえば、水道水のミネラルが固まる白い汚れとかトイレの黄ばみ、石鹸カスなどが代表的なもの。これらに有効。
あと、コーヒーメーカーの内部を掃除するのにも使われている。(それ専用で売ってるのを見ますよね)
ただ、ミネラルが固まる白い汚れとか、かなり堆積してる場合は簡単には落ちませんので注意です。トイレの黄ばみも程度がひどいのは厳しいと思います。
あと、クエン酸スプレーした後にアルカリスプレー(重曹やらセスキ)を行って炭酸ガスを発生させて洗浄させる、という手法もあるようです。見てて楽しい。

■重曹

これもアルカリ性の物質なので、基本的にはセスキ炭酸と同じように使えます。セスキと違うのは、こっちは水に溶けにくいのでそのまま
研磨剤的な使い方をする事が可能、というのがあります。
あと、セスキと同じくアルカリ性物質なので、対象となる金属は要注意。アルミとか銅は腐食(変色)させてしまうので使用するのは控えたほうがよいです。
もう一つ特徴的な使い方として消臭剤のようにスプレーでにおい落としが出来るようです。したことないけど。

■オキシウォッシュ

特に最近話題になってる材料です。
こちらもアルカリ性の材料ですが、ちょっと違うのが酸素系漂白剤という部類に入る事。
塩素系じゃないので色柄ものの色が落ちない(落ちにくい)事が特徴です。酸素系の漂白剤なので安心して使えるのがポイント。
加えて洗浄力も強いですが、基本はつけ置き洗いで効果を発揮します。その時、つけ置くのにお湯(40~60度)に20分以上つけ置くとより効果的になります。※一般的な目安になります。
これを愛好者の間では「オキシ漬け」というそうです。

自分はよく汗臭くなったシャツとか靴とかに使っています。また、洗濯機内の掃除にも利用しています。

同じような商品にオキシクリーンというのがありますがオキシウォッシュとオキシクリーンの違いは、界面活性剤が入ってるか入っていないかという点です。
~ウォッシュには入っている。(アメリカ版のオキシクリーンには入ってるらしい)

この違いが何かというと、そもそも界面活性剤というのは簡単に言うと水と油をくっつける(混ぜる)ことが出来る物質で一般的な洗剤にはほぼ入っています。というかこれが命でもある。
なのでこれがあると油がより溶け出しやすくなる=洗浄能力UPという事が言えます。(あくまでざっくり説明です)
ものすごく強力な界面活性剤もありますが、強力すぎて環境破壊物質に認定されたものも存在しています。
その加減が難しいものではありますけどね。最近は当然十分考慮されたものを使用しています。

あと、実はオキシウォッシュと同じようなものに花王「ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ」というのもあります。これも酸素系漂白剤。同じようなものです。
こっちは普通の洗剤売り場でも取り扱っていると思います。意外だけど、ほぼ同じなんですよね。

で、今回この話をしたかったのではなく…先日CanDoでこういうのを見つけたのでそれを紹介したかったのです。

オキシウォッシュ つけ置き洗い用!!

つけ置き洗い用洗剤!!なにそれ!!と思って購入した次第です。発売元は「紀陽除虫菊株式会社」で、オキシウォッシュと同じ会社です。安定の品質といえるでしょう。つけ置きに特化したのでおそらく成分比率が変わっているのだろうと思って成分表見ると、予想通りでした。

活性剤とかの量が変わっていたりするのでしょう。

で、ここからレポート…

と、言いたいところなのですが、今回購入しただけでまた使っていません。

こういうのが出てたよ!って紹介したくてとにかく記事にしてみました。

是非試してみて効果がどうだったか教えてください(笑
まあ、外れることはないかと思います。